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スレート瓦(屋根材)について・・
2025.08.11
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屋根、外壁塗装専門店の【プロタイムズ大村店】です♪
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スレート瓦(屋根材)
セメントと石綿を85:15の割合で混合して作られた厚さ4.5㎜の薄い瓦です。
メーカーによっては「コロニアル」または「カラーベスト」とも呼ばれます。
1961年頃から発売され、現在ではクボタ、ナショナル、浅野スレート等の
メーカーが製造しています。
スレート瓦の特徴

日本瓦に比べると、軽量で施工しやすいのが特徴です。
近年広く普及していますが、屋根を踏み歩いたことによる割れやひび、
コケの発生などによる雨水の侵入で、施工後20年を過ぎた頃から下地の板(野地板)が
傷みはじめるケースがよくあります。
また、スレート瓦の防水能力は、瓦の表面に塗布された塗装皮膜に依存しているため、
定期的に防水塗装をするなど、メンテナンスが必要です
(新築アクリル塗装の場合の耐久年数は7年前後)。
※JIS規格では、スレート瓦施工時の野地板の厚さは9㎜以上でなければならないと
定めています。
スレート瓦の劣化現象
【カビ・コケの発生】
セメントと石綿が主な原料のスレート瓦は、瓦の表面に塗布された
防水塗装皮膜が劣化し始めると、雨水が瓦自体に侵入してきます。
そのため、日陰になりやすい北側の屋根などは、コケの発生・生育に
適した場所(条件)になってしまいます。

【瓦のひび割れ】
屋根は鉄釘を使っている部分が多く、経年劣化で鉄釘が徐々に抜けてきて
しまいます。これを放置しおくと「棟おさえ」が外れたり、サビができる原因と
なります。また、いつの間にか下地材がむき出しになっていたという重症なケースも
あります。

【塗膜の劣化・剥がれ】
基スレート瓦は、セメントと石綿(平成15年6月まで製造)の化合物であるため、
表面に塗布された塗装皮膜の防水性が失われると雨水が浸入する原因となります。
また、そのまま放置してしまうとコケの発生やひび割れ、スレート瓦の耐久性を
著しく低下させてしまいます。
