スタッフブログ
屋根塗装の下塗りについて・・💡
2025.05.14
スタッフブログ
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屋根、外壁塗装専門店の【プロタイムズ大村店】です♪
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お早う御座います!
屋根の下塗りについてと役割をご説明いたします💡

屋根塗装は、家の寿命を延ばし、美観を保つために非常に重要な作業ですが、
その中でも「下塗り」は全体の仕上がりや耐久性に大きく影響します。
屋根塗装の下塗りについて、その役割や必要性、
使われる塗料、施工のポイントなどを詳しく解説します。
1. 下塗りとは?
下塗りは、屋根塗装の最初に行われる塗装工程です。
屋根材に直接塗ることで、塗料の密着性を高め、
上塗り(中塗り・仕上げ塗り)の発色や耐久性を向上させる役割を担っています。
屋根塗装は、一般的に以下の3つの工程に分かれます。
- 下塗り:塗料の密着を良くし、下地を整える
- 中塗り:発色や保護性能を持つ塗料を塗る
- 上塗り:耐久性を高め、美しい仕上がりを実現する
下塗りは、この3層構造の基盤となり、全体の耐久性に大きく影響します。
2. 下塗りの役割と重要性
- 塗料の密着性を高める:屋根材と中塗り・上塗りの塗料をしっかり結びつけ、塗料の剥がれや浮きを防ぎます。特に古い屋根材や吸水性の高い素材には下塗りが必要不可欠です。
- 下地の保護:屋根材は、風雨や紫外線などの外的要因によって劣化が進みやすい部分です。下塗りは、これらの影響から屋根材を保護する役割を果たし、屋根の寿命を延ばします。
- 上塗りの発色を向上させる:下地が均一になることで、上塗りの塗料が綺麗に発色し、ムラのない仕上がりになります。
- 吸水性の抑制:特にコンクリートやセメント瓦など、吸水性の高い屋根材には、下塗りで防水性を高めることが重要です。
3. 下塗り塗料の種類と選び方
下塗りには、屋根材や環境に応じて適切な塗料を選ぶ必要があります。代表的な下塗り塗料をいくつか紹介します。
- シーラー:非常に一般的な下塗り塗料で、屋根材に塗ることで吸水性を抑え、上塗りの塗料が均一に密着するようにします。劣化が進んだ屋根材に適しています。
- プライマー:主に金属屋根に使用される下塗り塗料です。金属素材には錆びやすい特性があるため、錆止め効果があるプライマーを使用します。
- フィラー:表面に凹凸がある屋根材に使われることが多く、凹凸を埋めて平滑な下地を作るための塗料です。特に、スレート瓦やセメント瓦などに適しています。
4. 下塗りの施工手順とポイント
下塗りを行う際の正しい施工手順と注意点を確認しましょう。
1. 屋根の洗浄
下塗りの前には、屋根の表面を高圧洗浄などで徹底的に清掃します。
これは、汚れや苔、カビが残っていると、塗料の密着性が悪くなり、剥がれの原因になるためです。
2. 下地の点検と補修
洗浄後、屋根の状態をチェックし、ひび割れや損傷があれば補修します。
これにより、下塗りの効果が最大限に発揮され、上塗りも長持ちします。
3. 下塗りの塗布
下塗り塗料をムラなく均一に塗ることが重要です。
特に吸水性の高い屋根材の場合は、2回以上塗ることが推奨されます。
厚塗りになりすぎると、逆に剥がれやすくなるため、適度な塗布量がポイントです。
4. 乾燥時間の確保
下塗り後、しっかりと乾燥させることが大切です。
乾燥が不十分なまま中塗りを行うと、塗膜がしっかり形成されず、
耐久性が損なわれる可能性があります。
天候や塗料の種類によって乾燥時間は異なりますが、
晴れた日であれば一般的に数時間から1日程度が目安です。
5. 下塗りの失敗例とその対策
下塗りが不十分だったり、誤った方法で施工された場合、
塗装全体の仕上がりや耐久性に悪影響を与えることがあります。
よくある失敗例と、その対策を見てみましょう。
- 適切な洗浄が行われなかった場合:汚れや苔が残ったまま下塗りを行うと、塗料がしっかりと密着せず、早期の剥がれの原因となります。高圧洗浄やブラシでの丁寧な清掃が必須です。
- 下塗りの塗布量が少なすぎる:下塗り塗料が十分に塗られていないと、上塗りの定着が悪くなり、すぐに劣化が進むことがあります。特に吸水性の高い素材には十分な量を塗布する必要があります。
- 乾燥時間の不足:乾燥が不十分なまま上塗りを行うと、塗膜が形成されず、塗装が劣化しやすくなります。気候条件に応じた適切な乾燥時間を確保することが重要です。