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粘土瓦
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大村市・東彼杵町の皆様こんにちは!
プロタイムズ大村店の橋村です(❁´◡`❁)
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屋根材『 粘土瓦 』について
ご紹介します( ˆºˆ )/
粘土瓦とは?
名前の通り天然素材の粘土(岩石が風化してできた粘性のある土)を原料とし、成形・焼成した伝統的な屋根材です。主に「素焼き瓦」、「いぶし瓦」、「陶器瓦(釉薬瓦)」に分けられます。
粘土瓦は、半永久的にメンテナンスが不要になります。特に陶器瓦は表面がガラス質であることから耐久性にとても優れており、奈良県元興寺で1400年経った今でも使用されています。
他にも、遮熱断性が高く、耐火性・防水性・防音性があることが特徴です。なおいぶし瓦は太陽光や雨風により表面が変化し、黒色から銀色に変化をするので、それを好む人もいます。
ですが、屋根材の中で価格が高く、瓦自体も重いために建物の震度強度に影響することがあります。
粘土瓦の種類
〇素焼き瓦(耐用年数:約30年~50年)
粘土を固めてそのまま焼き上げた瓦です。優しい土の色合いが特徴で、吸水性があり湿気を吸ってくれます。
〇いぶし瓦
いぶされた瓦です。高温で瓦を焼き上げた後に空気を遮熱し、蒸し焼きにすることで、独特の輝きをもつ銀色になります。日本建築が好きな人や暖かい気候の地域に住んでいる人におススメです。
〇陶器瓦
粘土を瓦形に成形したものに釉薬をかけて、窯の中に入れて高温で焼き上げた瓦です。釉薬をかけるので釉薬瓦ともよばれます。水分が浸透して凍ったりしないために寒い地域での凍害や海の近くの塩害に強い瓦とされます。
粘土瓦の形状
●J形瓦(和型瓦)
伝統的な和瓦のデザインです。「J形」の”J”はJapanese(日本式)を意味しており日本で古くからある波打ったような形をしています。特に無釉薬瓦(陶器瓦)に多いです。
●S形瓦
「S形」の”S”はスパニッシュを由来します。欧米諸国からもたらされたスパニッシュ瓦を改良した瓦です。和瓦よりも大きく波打っているため立体感や高級感があり、陰影が美しい瓦となります。素焼き瓦・セメント瓦等で洋風のデザインに使用されることが多いです。
●F形瓦
「F形」の”F”はflat(平らな)を由来します。J形瓦の基本である凹凸をなくした平板状のデザインが特色です。現代の洋風の住宅にも使用されます。
●本葺き瓦
飛鳥時代から造られている瓦で、平瓦と丸瓦の組み合わせで葺かれる形状の瓦です。主に寺院やお城の屋根に使用されています。
●飾り瓦
建物の意匠や風習、実用性を兼ねながら、荘厳さ・重厚さなどの表現力を助長する瓦です。
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粘土瓦は半永久的にメンテナンスは不要ですが、
粘土瓦以外の棟を固定している「漆喰や銅線」などは
経年劣化で不具合が生じるので定期的な
メンテナンスが必要となります。
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